Written by AKAGAMI

ここ10年で世の中の生活レベルが上がりまくっていてビビる。

ミニマリスト

ここ10年で世の中の生活レベルが上がりまくっていてビビる。

型落ちならiPhoneであれタダ同然だし、日本中でつながる4G・WiFiで最新のエンタメにアクセスし放題。自然が豊かな日本では食べ物もなんだかんだで湧いてくる。いよいよ働く必要がない社会がやってきたのでは。働くコスパが悪すぎる。

コロナ禍で人と会う機会が減り、見栄と付き合いのための消費が消えた。消費の大半が本質ではないことに気がついた賢い人からFIREしてる。必要なものが満ち足りて、カネが「数年先の未来をいち早く体験できる」くらいの意味合いに。お金より自分の時間のほうが大切なことにみんな気が付き始めている。

「働くコスパが悪い」ことに気が付き始めている

ヨーロッパの失業率が高いのは仕事がないのだと思っていたのだけれど、実は今の日本と同じで若い人から「働くコスパが悪い」ことに気が付き始めている結果では。GAFA支配が完了し、いよいよ人間が不要に。「新しい資本主義」など存在せず、勤労が崩壊し、結婚・子育てが崩壊し、次に治安が崩壊する。

バブルの頃なんかは今より必要な仕事とカネに溢れていたのだろうけど、CDがやっと普及し始め、映像もVHSのビデオテープという時代。それに比べ今は世界最高峰かつリアルタイムのエンタメが超安価で選び放題、ワンクリックで商品が家に届く、貴族みたいな生活。ガチモンの未来生活がついに来てんね。

「働かない方が勝ち組」に賛同が集まるのも無理はない

「働くコスパの悪さ」にいち早く気付いた賢者は目立った消費をしない一方、スマホ・ネット社会の良いとこ取りして十分に豊かな生活を享受する。勤労より生活保護やネット乞食のがコスパが良い「助けてもらったもん勝ち」な社会。ひろゆき氏が言う「働かない方が勝ち組」に賛同が集まるのも無理はない。

時代の最先端である「働かない勝ち組」にはプロ奢ラレヤー氏などがいる。今やスマホと4Gを駆使し、ネット芸人・ネット物乞いでも会社員より豊かに生きていける時代。物乞いに抵抗がある凡人は「商品を作る」というマイルドな形を取るのも手だろう。発信手段を持った乞食は、作家と区別が付かなくなる。

もうまもなくすると人間はバーチャルの世界に入り浸るようになる

イェール大学助教授の成田悠輔氏いわく「もうまもなくすると人間はバーチャルの世界に入り浸るようになる」。「早く帰ってネトフリ観よう」というのが既に自然なように。人類が「作られた世界最高峰」に耽溺する社会が来てる。そこそこのリアル女子よりAV女優だし、そこそこの旦那よりK-POPアイドル。

ライブ配信、飛び交う高額スパチャ。ワンクリックで買える電子書籍。それでメシが十分豊かに食え、ダイレクトに反応もわかる。そりゃあみんな、その方式で動くようになる。勤労はオワコン化し、時代の最先端である「働かない勝ち組」が貴族並みの生活を送る「新しい資本主義」の時代が来てんね。

自動的に人々の生活は良くなっていく

ファクトフルネスによると、悪いニュースほどドラマチックなので面白く、広まりやすい。公正で客観的な情報ほど面白くなくて負ける。世界に問題が溢れて暗いニュースが多くても、自動的に人々の生活は良くなっていく。日々良くなっていく世の中にフォーカスして明るい気分で暮らしたほうがいい。